こんにちは、ゆるママです。
「上の子が発達グレーなのに、どうして3人目を?」
そんなふうに思われるのではないかと不安で、これまでブログでは触れてきませんでした。
でも、末っ子が1歳7ヶ月を迎え、少しずつ生活に余裕が出てきた今だからこそ、私たち夫婦がどんな思いで3人目を迎えたのか、記録として残しておきたいと思うようになりました。
兄弟児を迎えることには、さまざまな意見があるかもしれません。
でも、同じように悩んでいる方にとって、我が家の選択や考え方が、何かヒントや励ましになれば嬉しいです。
もともとの理想は「3人きょうだい」だった
実は、私たち夫婦は結婚当初から「3人きょうだいが理想」と思っていました。
上の子たちが赤ちゃんだったころから、ずっとそのイメージを持っていたんです。
でも、現実は違いました。
長男も長女も、発達がゆっくりで、療育や発達相談に追われる毎日。
正直、余裕なんてまったくありませんでした。
それでも、時間をかけて夫婦で何度も話し合い、年齢差は開いたものの、「やっぱり3人目を迎えたい」という思いにたどり着いたのです。
「計画的に産んだ」と胸を張って言える理由
「上2人が療育中なのに、さらに1人?」
そう思う人もいるかもしれません。
でも、私たちは何も考えずに、勢いや流れで妊娠・出産を決めたわけではありません。
むしろ、とても計画的でした。
- 3人目も発達がゆっくりかもしれない
- 実家は遠方で、育児のサポートは得られない
- 上の子たちは療育に通っている
それでも、「3人きょうだいがいい」という思いは消えなかったんです。
3人目も支援が必要になったら、また一緒に頑張ろう。
そう覚悟を持って、妊活を始めました。
もちろん、ずっと妊活を続けるのではなく、「〇ヶ月間だけ」と期間を決めてチャレンジ。

その間に授かれなければ、4人家族としての人生を楽しもう、と夫婦で決めていました。
出生前診断を受けた理由
妊娠前から、出生前診断を受けることは決めていました。
検査でわかる障害には限界があるとわかっていても、少しでも不安を減らしたかった。
「何かあったときに、準備する時間がほしい」その思いが強かったんです。
結果は「陰性」でした。
正直、もし陽性だったらどうしたか…そのときになってみないとわかりません。
でも、



不安と向き合い、冷静に考える時間を持つために、私たちには必要な選択だったと思っています。
不安はあった、でも後悔はない
妊娠中も、発達への不安はつきまといました。
でも、生まれてきた末っ子は、驚くほど発達の早いタイプ。
- 10ヶ月で意味のある言葉が出始め
- 1歳4ヶ月で2語文
- コミュニケーションも豊かで、今のところ定型発達の範囲
お兄ちゃんやお姉ちゃんとの違いに、日々びっくりしています。
でも、もし発達が遅れていたとしても、この子を産んだことに後悔はありません。



「産まれてきてくれてありがとう」そう心から思っています。
妹の存在が、お姉ちゃんを育ててくれた
長女には、3人目を妊娠した当時「軽度知的障害」という診断名がついていました。
(※現在は再検査でIQが上がり、正常値になっています)
そんな長女に、「お母さんのお腹に赤ちゃんがいるよ」と伝えた日から、少しずつ変化が現れました。



それまで“赤ちゃんのようだった”長女が、妹の存在をきっかけに、お姉ちゃんとしての意識を持つようになったのです。
妹に寄り添ったり、お世話をしようとしたり。
たどたどしい言葉で話しかけるその姿に、驚きと成長を感じました。


理想を貫いて迎えた“3人きょうだい”
長女の診断や、療育中の兄姉の存在。
不安や覚悟、悩み。
いろいろあったけれど、それでも「3人きょうだいがいい」という私たちの思いは変わりませんでした。
その選択が“正解”かどうかは、これからの家族の歩みが教えてくれると思っています。
でも、今の私は、3人目を産んでよかったと、心から思っています。
これからも我が家なりのペースで、家族みんなで歩いていけたらと思います。