こんにちは、ゆるママです。
私には、現在、4歳年中の息子と2歳の娘がいます。
兄妹ともに発達の遅れ(境界知能いわゆるグレーゾーン)で、療育に通っています。
この記事では、
- なぜ気づいたのか?
- どこに相談したのか?
- 発達検査を受けるまでにどれくらいかかったか?
- 療育を受けらるまでの流れ
について書いていきます。
4歳年少、幼稚園で発達の遅れを指摘される
10月に、新居を購入して引っ越し、幼稚園も変わりました。
転園してから、わずか1ヶ月の面談で息子の発達の遅れを、担任の先生に指摘されました。
- 会話が成り立たない(質問に答えない)
- オウム返しすることがある
- 指示が通らないことがある
上記のことが気になると言われました。
息子は、椅子に座れない、集団行動ができないといったことはないので、発達の遅れが目立ちにくいタイプだと指摘されました。
周りを見ながら行動できているので、幼稚園での生活は問題なく送れているそうです。
こんなことを言われて、初めはびっくりしたのと、1ヶ月しか息子のこと見てないのに、よく言うな!と心の中で、ファイティングポーズでした。笑
帰宅後、気持ちが落ち着いてからは、悲しさとか、今後の不安とか、息子の幼稚園生活の心配とか。
検査を受けることになるのかなぁ?とか療育ってどうやったら受けられるのだろう?とか見通しがたたないことへの不安が大きかったです。
また、我が家には息子よりも言葉、理解力ともにゆっくりな2歳娘もいたので、心配事が2倍でした。
発達検査を受けるまでの流れ
4歳年少息子の場合
療育センターに電話。
地域ごとに担当のケースワーカーさんがいるのですが、電話をしたときは担当の方がお休みで、数日後に折り返し電話がありました。
担当のケースワーカーさんから折り返しの電話。
この電話で、幼稚園から発達について指摘されたことを伝え、子供の生まれてから現在までの聞きとりをされました。
子供1人について、約20分の聞きとりがあったので、私は2人分だったので40分も電話で話しました。
この電話で、初診の順番待ちの予約完了。
後日、診察の日程が決まったら連絡が来ると言われました。
STEP2から、約20日後に療育センターから電話があり、息子、娘ともに初診の日が決定しました。
初診の予約は、息子と娘で1ヶ月の差がありました。
まずケースワーカーさんとの面談をしました。
そのあと、医者の診察でした。
子供とお医者さんは少し話して、ほとんどは親への聞きとりでした。
子供は、看護師さんと遊んでいて、その様子を見ながら話すという感じでした。
このときに、発達検査の予約をしました。
田中ビネー知能検査を受けました。
私は、子供たちも連れて行ったのですが、結果は、親だけでもいいと言われました。
心理検査結果報告書を渡され、それをもとに、お医者さんから説明を受けました。
結果として、IQ82で境界知能であると言われました。
自閉症などはないとのことで、知能の遅れのみという結果でした。
息子の場合は思ったよりスムーズに進み、幼稚園の先生に指摘された日から、2ヵ月ちょっとで発達検査の結果を受け取るところまで行けました。
2歳娘の場合
STEP3までは、息子と同時に進みました。
息子から1ヶ月遅れで、結果まででたので、娘は相談から検査結果まで3ヶ月かかりました。
息子のときと同様、ケースワーカーさんと面談後に、お医者さんの診察がありました。
このときに、発達検査の予約をしました。
息子とは違う検査で、新版K式2020発達検査を受けました。
発達指数DQ76で、ぎりぎり境界領域でした。
もう少しで軽度知的障害の枠に入る発達指数だったので、思ったより低くでてショックでした。
息子と同様、検査結果と診察結果から、自閉症などではなく、言葉や理解力が遅れているとのことでした。
娘の場合言葉がほとんどでていなかったので、言語面がかなり足を引っ張っているようでした。
結果が出るまで、息子や娘の言葉や行動が気になって、なんでも発達の遅れにつなげて考えてしまう、ネガティブすぎる時間をすごしてました。
結果が出たら、診断が出てすっきりする方もいるとネットで見ていたのですが、私の場合は、もともと考えすぎる性格+はっきりした診断もなく知能の遅れだったので、不安感が大きかったです。
初診までに、やってよかったこと
初診までの期間に、発達障害について本で勉強しました。
私の中では、気にしていなかったことが、本の中では発達障害の気になるサインとして紹介されていたので、お医者さんに子供の成長や気になることを伝えるときに、この本の内容が役に立ちました。
療育について
検査結果が出た後、ケースワーカーさんに療育について相談しました。
年少息子の療育
息子は比較的軽い診断結果で、幼稚園にも通っているので、すぐには療育センターでの支援は受けられないと言われました。
年長さんになったら、小学校入学前準備の療育を受けられるかもとのことで、「今は、様子をみて、焦らずゆっくり進んでいきましょう」と言われました。
確かにIQで見たら軽いのかもしれないけど、年齢より10ヶ月の発達の遅れがあるのに、何もしてくれないんだ…とショックでした。
息子の場合、幼稚園生活でも困りごとがほとんどなかったので、支援を受ける対象にならなかったのかもしれません。
2歳娘の療育
娘については、検査結果が出て2カ月後から、未就園児を対象にした療育を療育センターで受けさせてもらえることになりました。
ただ、半年間のみの個別で、1回45分を月2回でした。
受けさせてもらえるだけ息子よりマシですが、もっと受けたい!と思っていたので残念でした。
民間療育について
民間療育を探す
発達の遅れが分かっているのに、何もせずにのんびり成長を待つなんて無理だと思ったので、すぐに民間療育を探しました。
息子は、幼稚園に通っているので、長時間預かってくれる療育ではなく、幼稚園が終わってから通える療育を探しました。
インターネットで検索して、一番近いところに電話をかけ、体験・見学・説明を受け、空きがあったので、区役所で受給者証を取得してから、幼稚園終わりに、兄妹で、1時間を週2回通っています。
通いやすさを重視したので、ここ以外に見学にはいっていませんが、個別なので、子供のペースに合わせてくれるので、気に入っています。
人気の民間療育の待機登録をする
息子は、会話が苦手(好きなことを一歩的にしゃべるのは好き)なので、できれば集団療育も受けさせたいと考えていました。
2番目に家から近い民間療育が集団もしているようでした。
そこは、人気で待たないといけなかったので、息子、娘ともに待機登録をしました。
待機登録をして、4ヵ月後に電話がかかってきて、見学・体験をしました。
息子は、週1で集団療育に通えることになりました。
集団療育は、同じような発達の子を集めているそうなのですが、娘は年齢が低いので療育をしている子が少なく集団が作れませんでした。
そのため、娘はこちらの療育も個別となりました。
娘は、息子と同じ日に加えて、息子が幼稚園に行っている時間に1日で、週2で通えるようになりました。
まとめ
幼稚園から発達の指摘をされて、半年以上が経ちました。
発達検査や療育など怒涛の時間が過ぎて、気持ちが落ち着いてきた今、やっと記事にすることができました。
あのときは、どうすればいいのか分からず不安でした。
同じように悩んでいる方の不安が少しでも解消されることを願っています。
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